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銀行ぐるぐるのやり方|口座で回すだけ、元本減らさず月150円(遊牧貯金)

最強の貯金法は、利回りじゃない。
“使えないお金”を持つことです。

使おうと思えば使える。
でも、使った瞬間に増えなくなる。

そういうポジションのお金を
口座の中に作る。

これが俺の言う 遊牧貯金 です。

世間で “銀行ぐるぐる” と
呼ばれてるやつの、
俺なりの言い方です。

元本は減りません。
お金はぐるっと回って
手元に戻ってきます。

この記事では、
なぜそれを「最強」だと俺が言い切るのか、
その代わりにどこに穴があるのかまで、
全部正直に書きます。

目次

最強の理由は利回りじゃない。「使えないお金」を口座に置くこと

貯金が続かない理由って、
だいたい我慢だからです。

意志の力で締めると、
気が緩んだ瞬間に崩れる。

遊牧貯金は、ここが違います。

コインがたまったSAVINGSの貯金瓶と電卓。使おうと思えば使えるけど口座に置いておくお金=遊牧貯金のイメージ

口座間でお金を回すには、
そのための資金を
「置いておく」必要がある。

このお金は、消えてません。
ただ、 使おうと思えば使えるけど、
使うとポイントが湧かなくなる

そういう位置にあるだけ。

てびちゃん

使えるのに使えへんって、どっちなん?

使える。けど使うと製造ストップや。

ここが大事なんです。

欲しいものを我慢する貯金じゃなくて、
「お金を増やすためのお金」 という
概念で置いてる。

だから我慢になりません。

節約を頑張るんじゃなくて、
お金が「使いたくても使えない構造」に
勝手に収まる。

意志じゃなくて、構造で貯まる。
これが遊牧貯金の本質の1つ目です。

15,000円が月150円を生む。年利に直すと12%(でも、その数字を過信したらダメ)

仕組みはシンプルです。

最小構成は2口座。
第一生命NEOBANK楽天銀行
どっちもスマホで作れて、維持費0円。

お金の流れはこうです。

第一生命NEOBANKと楽天銀行の間で15,000円をぐるっと回し、楽天側で受取10円×5件+ボーナス100円=月150円を製造する資金ループ図。元本は減らない

15,000円がぐるっと回って、
手元に戻ってくるだけ。

楽天銀行には
「他行から3,000円以上の入金を受け取るたびに10円」
というキャンペーンが、
今のところ終了日の告知もなく
毎月続いてます。

内容金額
振込受取(10円 × 5回)50円
5回達成ボーナス100円
月合計150円

15,000円を「投資」と見なすと、
年1,800円 = 実質年利およそ12%

S&P500の長期平均が年7〜10%とされるので、
数字の上ではそれを上回ります。

実際にやることは、3ステップだけ

理屈は分かったと思うので、
実際に何をやるかだけ書きます。

Step1:口座を2つ開く。
第一生命NEOBANKと楽天銀行。
どっちもスマホで完結、維持費0円。

Step2:楽天で毎月エントリーする。
「現金プレゼントプログラム」に
毎月1回タップしてエントリー。
これを忘れると、その月は0円です。

Step3:第一生命から楽天へ、
3,000円を5回に分けて送る。

第一生命の振込無料枠(月5回)を使って、
3,000円を5回送るだけ。
楽天が受け取るたびに10円、
5回でボーナス100円。合計で月150円です。

大事なのはここです。
ポイントが湧くのは、受け取る楽天側。
送る第一生命側には付きません。
第一生命はただ振込無料枠を
使ってるだけだからです。

だから “受け取る銀行” を増やすほど、
お金が立ち寄るたびに湧き口が増える。
これが口座を増やしていく理由です。

……と、ここまでが
よくある「遊牧貯金スゲー」の説明です。

正直に言います。

この12%は、 「円」が小さい

年1,800円は、複利で雪だるまには
なりません。単利です。

毎月のエントリーや、
着金待ちの資金を見張る時間も
この12%には乗っていません。

だから「12%だからS&P500より上」は、
率の話としては正しいですが、
額で見たら言い過ぎ です。

てびちゃん

率はええのに、額は盛れへんのやな。

そう。率で誘って、額で正直になる。ここや。

俺はこの数字を、
「夢の利回り」じゃなくて
「小資産期に効く現実的な率」として
出してます。ここは盛りません。

インデックス投資でも同じことが言える。ただ遊牧貯金は資産がずっと「円」のまま

「使えるけど、使ったら増えない金を持つ」

これだけなら、
実はインデックス投資でも同じです。

NISAでS&P500を積んで、
買ったら売らない と決めたお金は、
使えるけど使わないお金だから。

じゃあ何が違うか。

インデックス投資遊牧貯金
使うまでの手順売る→出金→着金引き出すだけ
元本相場で増減する動かない
下がってる時に使うと損が確定する何も損しない
資産の形株(まだ円じゃない)常に円

投資の場合、その資産は
売って・出金して・着金して
初めて「円」になります。

下がってる時に崩したら、損で確定する。

遊牧貯金は、最初からずっと円です。

引き出した瞬間に、もう使える。
元本も動いていません。

この 「資産の形が常に円」 という
使い勝手が、遊牧貯金が
投資に唯一勝てる点だと思ってます。

俺自身、楽天証券でNISA(S&P500)も
やってます。
国内株(オリエンタルランド・ソフトバンク・NTT)も
持ってます。

それでも、
「投資の元手100万を作る段階では、
まず遊牧貯金が近道だ」
と考えてます。

投資の否定じゃなくて、順序と使い分けの話です。

正直に言う。遊牧貯金には穴が5つある

ここを書かない解説は、信用したらダメです。
俺が実際に運用してて感じる穴を、5つ並べます。

順に、 ①改悪リスク ②人を選ぶ ③拘束資金 ④単利 ⑤税金
ひとつずついきます。

① 改悪リスク(最大の穴)

銀行のキャンペーンは、銀行の都合で消えます。

実例。住信SBIネット銀行系は
2026年5月のランク再編で、
d NEOBANK の他行振込の無料回数が
月1回まで削られました

(V NEOBANKや第一生命NEOBANKは
月5回で温存。でも条件しだいで細る)

元本は減らないけど、
ポイントの製造ライン自体が細る日は来ます。
「リスクゼロに近い」は言い過ぎです。

② 人を選ぶ

「作業コストほぼゼロ」は、半分は嘘です。

毎月エントリー、残高不足の回避、
振込日を中日に寄せる調整、
複数アプリの行き来。

これが「楽しい」人にはコスト0だけど、
苦痛な人には普通にマイナス。
万人向けじゃないです。

カレンダーとスマホの電卓とコイン。毎月のエントリーや振込日の調整、複数アプリの行き来という遊牧貯金の作業コストのイメージ

③ 拘束資金の機会費用

口座を増やすほど、拘束額も増えます。

21口座も回せば、数十万が固定される。

その数十万を、たとえば
あおぞら銀行の普通預金(100万円まで年0.75%)や
キャンペーン定期に置いてたら——
という比較を、遊牧貯金の解説は
だいたい飛ばしてます。俺も以前は飛ばしてました。

てびちゃん

穴だらけやん、これ大丈夫なん?

大丈夫やない。せやから正直に並べてる。

④ 遊牧貯金そのものは複利で増えない

15,000円 → 月150円は単利です。

投資の複利曲線とは、別の生き物。
「年利12%」は率の話で、
放っておいて雪だるまにはなりません。

(複利を効かせたいなら、
湧いた分を投資に回す。
その話は、最後にします)

⑤ 税金をふわっと断定したらダメ

利息は源泉徴収されるので確定申告は不要。
ここは正しい。

ポイントの一時所得50万円控除も、
たいていの人は当たります。

ただし50万枠は、生命保険の満期金とかとの
合算枠です。
キャッシュバックは「値引き扱い(非課税)」の
ことも「雑所得」のこともあります。

額が増えてきたら、
自分のケースを一度確認する話です。

額が小さいのは、弱点に見えて最強

ここまで穴を5つ並べました。

でも最後に、2回ひっくり返させてください。

1つ目。稼げる額が小さいからこそ、
お金を使うのを躊躇できる。

たった150円のために、
銀行のお金をわざわざ動かす人間が、
3,000円の無駄遣いに
鈍感でいられると思いますか。

いられないんです。

150円を取りに行く目線がつくと、
価値のある出費に、自然と目が向く。

2つ目。その小さい金は、
投資に流すと化けます。

月150円は、年にすると1,800円。
これが毎年、湧きます。

この1,800円を、
オルカン(全世界株)に積み続けたら——

30年積んだら投資に回した合計30年後の評価額(目安)
年5%想定54,000円12万円
年7%想定54,000円17万円

やらなかった人は、ここが0円。

しかもこの54,000円は、
財布から1円も出してません。
動かない15,000円が、
毎月勝手に湧かせた金です。

てびちゃん

たった150円が、30年で十数万…?

金額やない。湧いた金を、寝かさず流すんや。

※オルカンの5〜7%は長期平均の仮定で、
元本割れもあります。
150円が30年続く保証もありません(弱点①)。
それでも 「湧いた金を投資に流す」動き方そのもの
が効く、という話です。

遊牧貯金の最強は、
150円そのものじゃない。

「お金を増やすためのお金」という
概念を1個持った瞬間、
自分の経済の見え方が変わること。

銀行は、預け先じゃないです。
お金を集める旅の、仲間。

その仲間を1体ずつ増やして、
駆使してお金を増やしていく。
行き着く先が、銀行マスター。

最初の仲間は2体——
第一生命NEOBANKと楽天銀行から。

やってみたいと思った変態の方は、
そこから始めてください。

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この記事を書いた人

木原マサト(yagi)。繊維工場で色を扱う仕事のかたわら、銀行ポイカツ(遊牧貯金)を実践中。月5万円以上を浪費していた状態から、副業なし・投資知識ゼロで半年55万円を貯金しました。複数の銀行口座を毎月実際に動かした実運用ログを、数字そのまま公開しています。X(旧Twitter):@yagifire2025

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