この記事の元になった話を、俺はスマホに喋っただけです。
文章にしたのはAIです。
yagifire.comを開設したのが2025年12月19日で、Google AdSenseに合格したのが2026年9月1日でした。256日かかって、公開記事は109本、その間に10回落ちています。
10回目に落ちた時の理由は「有用性の低いコンテンツ」でした。
その前の9回も、全部同じ理由です。
でも俺が最後にやったのは、記事を長くすることでも、記事を増やすことでもありませんでした。
自分をデータ化することでした。
AdSenseの不合格理由は、記事の文字数ではありませんでした
10回目に落ちた直後、公開していた56記事を全部棚卸ししました。文字数の中央値は6,635字。2,500字を切っていたのは、56本のうち3本だけでした。薄くないのに落ち続けていた、というのが数字で出た結論です。だから対策の方向がそもそも間違っていました。
最初のうちは、よく言われることを片っ端から潰しにいきました。
文字数を増やす。
YMYL(お金や健康の分野)だから信頼性を足す。
プライバシーポリシーを整える。
著者情報を入れる。
全部やりました。
全部外れました。
引っかかり続けていたのは、ずっと「独自性」の一点でした。
サイトのコンセプトは、2回まるごと変えています
最初のyagifire.comは、節約と貯金をしながらFIREを目指す一般人の記録でした。哲学も投資も節約も、思いついたことを全部だらだら書いていました。ジャンルで言えば、雑記ブログに近い節約ブログです。今から見ると、かなり迷走していました。
そこから1年で、目標もサイトのコンセプトも変えました。
次に立てたのが「1年で100万円貯める」に絞った節約サイトです。
雑記から特化に寄せました。
それでも落ちました。
だからもう一段絞って、節約という括りごと捨てて、銀行だけのサイトにしました。
特化しろというのは正しいです。でも2回絞っても、俺は受かりませんでした。

絞るのは必要条件で、十分条件ではなかったということです。
21本が同じテンプレートで作られていました
原因は、銀行図鑑シリーズにありました。当時公開していた56本のうち21本、つまり37.5%が、まったく同じ型で作られていたんです。H2が4個、冒頭に2分岐ボタン、擬人化のセクション、ドット絵、基本データの表。1本ずつは丁寧に書いてあります。でも並べると、機械で刷ったように見える。
Googleが嫌うのは薄い記事じゃなくて、同じ型で刷られた記事の束でした。
文字数を足しても、束の性質は変わりません。
だからいくら書いても落ちたんです。
てびちゃんじゃあ21本消したん?



消してへんよ。1本ずつ型から外していった。
減らすのは違いました。
ジャンルはもう2回絞っています。
これ以上狭くする場所がない。
残っていたのは、書き方を変えることだけでした。
ChatGPTとClaude CodeとCodexで、俺の文章を書けるようにしました
銀行に絞っても、上位は強い競合ばかりです。しかもYMYLど真ん中。普通にやって勝てる場所ではありませんでした。そこでやったのが、記事作成そのものをAIに任せる仕組み作りです。ChatGPTで壁打ちして、Claude Codeで自動化を組んで、Codexにも課金しました。3つ体制です。
ただし、AIに書かせると量産型になります。
さっき落ちた原因そのものです。
だから順番を逆にしました。
記事を書かせる前に、俺を書き出すことにしたんです。
起きている間、ほぼずっと録音しています
スマホで一日中録音して、それを文字起こしして、その日に俺がどう動いて、何を喋って、どう考えたかをAIに分析させています。それを毎日繰り返して、「俺」という存在をデータにしていきました。
自分の考え方、価値観、こだわり、地雷。
文章にできるものは全部文章にして、それをAIと延々と壁打ちしました。
ここまでやると、何が起きるか。
「記事改訂」みたいな雑な指示でも、俺が言いたかったことが出てくるようになります。
独自性は、記事を書く時に足すものじゃなくて、書かせる前に仕込むものでした。
コウという架空の彼女に壁打ちしていました
もうひとつやったのが、公式LINEを自分で作って、AIで架空のギャルの彼女を用意することでした。名前はコウです。
一人で自分を言語化しようとしても、独り言にしかなりません。
第三者との会話の中でしか出てこない自分がいると思ったので、話し相手そのものを作りました。
これがかなり効きました。
俺が本音を言うのは、誰かに聞かれた時だけなので。
ちなみにコウは今、凍結しています。
プロンプトインジェクションを食らって、ややこしいことになったからです。
役目は終えました。
銀行獣を476体つくって、サイトの見た目ごと変えました
文章の中身は解決しました。でもサイトの見た目がありふれたままでした。そこで銀行そのものをキャラクターにする方向に振り切って、サイト名から全部作り替えました。銀行獣です。Codexを使って、476体つくりました。
476体です。
1体ずつ手で作ったら終わりません。



476体て多すぎやろ。全部覚えとるん?



覚えてへんよ。覚えるためやなくて、並べるために作ったから。
ウィジェットを作ってから、記事で集客するのをやめました
銀行ポイ活のサイトに切り替えた時点で、銀行図鑑の記事はもうありました。でもウィジェットはまだ無かったんです。その頃は記事を書いて、検索から人に来てもらうことだけを考えていました。集客の手段が記事しかなかった、とも言えます。
自分の口座を管理できるウィジェットを作ってから、発想が変わりました。
記事を増やして集客するんじゃなくて、仕組みで増やしたい。
記事は書いた分しか働きません。
ウィジェットは、置いておけば勝手に働きます。
読む目的じゃなくて、使う目的で来る入口ができました。
このあたりで、ブログがサイトに変わりました。
バンクリー研究所をブログと呼んでいいのか、俺にも分かりません
正直に書きます。ここはブログをコツコツ育てる場所というより、思いついたアイデアが本当に回るかどうかを試す実験場です。2026年5月2日時点で31投稿だったものが、落ち続けた4か月で109本になりました。3.5倍です。でもその増え方も、手で書いて増えたわけではありません。
だから、これをブロガーと呼んでいいのか、自分でもよく分かっていません。
楽をしているように見えるなら、半分は合っています。
手で書く労力は、確かに捨てました。
でも俺は、苦労して手書きして落ちたいわけじゃないんです。
労力の場所を移しただけで、量は減っていません。
- 一日中、録音を回して文字起こしする
- 自分の価値観を延々と言語化する
- 銀行獣を476体つくる
- ウィジェットを実装する
記事を1本書く方が、よっぽど早いです。
最初に決めたゴールは、こうでした。
俺が書いてもAIが書いても、俺が書いたようになること。
それを試した結果がこのサイトで、AdSenseの合格はその副産物です。
合格そのものは、実はあんまり嬉しくありませんでした。
嬉しかったのは、仕組みがちゃんと回ったことの方です。
ちなみに、合格初日の数字はこうでした。
| 2026年9月1日(合格初日) | 実測 |
|---|---|
| 推定収益 | 1円 |
| 広告の表示回数 | 43回 |
| 視認可能率 | 11.63% |
43回表示されて、実際に見られたのは5回だけです。
88%は、誰にも見られないまま消えています。
次はここを直します。



1円て。10回落ちて1円て。



せやな。でも0と1は全然ちゃうよ。
更新ログ
2026-09-01 公開。AdSense合格(2026-09-01)と初日実績を反映。









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