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うんこ理論とビッグマン指数|俺の金銭感覚はこの2つでできてる

うんこ理論とビッグマン指数のアイキャッチ

銀行の話じゃないです。
今日はただの、俺の頭の中の話をします。

俺の金銭感覚は、うんこと安酒でできています。

「うんこ理論」と「ビッグマン指数」。どちらも俺が生活の中で勝手に作った、誰の役にも立たない物差しです。でもこの2つのおかげで、無駄遣いの正体だけは正確に見えるようになりました。

目次

記憶に残らない出費は、うんこにお金を払ってるのと同じ

「うんこ理論」とは、俺が考えた資産形成のマインドです。

考え方はシンプルです。
「思い出に残らない出費は、うんこにお金を払っているのと同じ」。

仕事終わりのコンビニで、自分へのご褒美にスイーツやホットスナックを買う。毎日頑張ったから毎日ご褒美。これ、ちりも積もれば貧乏になります。

平日20日間、毎日500円のスイーツを買ったとして1か月で1万円。
そして大抵、翌日には何を食べたかも覚えていません。

逆に、家族旅行や友人との体験は何年たっても覚えています。
1万円で20年前に行った家族旅行が今でも心に残っているなら、その体験は旅行後から年間500円で買い続けているのと同じです。

出費思い出に残るか財産になるか
コンビニスイーツ××
家族旅行
友人との体験
惰性の飲み会××

買う前に自分に聞くのは1つだけです。
「これは後で思い返して価値があるか?」
YESなら買う。NOならやめる。それだけです。

ただ、うんこ理論には弱点があります。
「価値があるか?」は頭の中の感覚でしかなく、金額に変換できません。判定はできても、損の大きさが実感できないんです。

だから俺には、もう1つの物差しが必要でした。
金額を、体で分かる単位に変換する物差しです。

それが「ビッグマン指数」です。

ビッグマンは不味すぎた。でも1杯45円だけが俺の中に残った

俺はお酒が好きです。ポイ活で得た恩恵の一部は、酒に変換しています。

結婚してからしばらく、毎日缶チューハイを3本。
1本約133円、1日400円。月にすると12,000円、年間で14万円を酒に溶かしていました。

ある時、資産形成を考えていて、酒に消えていくお金が単純に無駄だと気づいて、禁酒を決意しました。

3日で失敗しました。
1日目は炭酸水でごまかし、2日目は冷蔵庫に酒がないことに絶望し、3日目に一気飲みして「やっぱり無理だ」と敗北を認めました。

「我慢」では続かない。「選択」なら続く。
禁酒が無理なら、せめて安い酒で節約しよう。そう思って手を出したのが「ビッグマン」でした。

スーパーで見つけたビッグマンは、4Lで2,069円くらい。缶チューハイの半額以下です。「これなら量も飲めて節約できる」と喜んで買いました。
上司に話したら「そこまで落ちたら戻れやんぞ」と言われました。

4Lのビッグマンのペットボトル
これが実物のビッグマン。中身より先にラベルの主張が強い。

飲んだ結果は、最悪でした。
味は基本無味なのに、薬品のような刺激臭と後味の苦みだけがある。飲んだ瞬間、「これは酒じゃない」と思いました。でも4L買ってしまった手前、もったいなくて全部飲みました。毎日、罰ゲームのような気分でした。

唯一の生存ルートは、氷と炭酸水で薄めて、レモンを大量に絞ること。それでようやく「ぎりぎり飲める」レベルになります。

学んだことは1つです。
「安けりゃいいってもんじゃない。味と量のバランスが大事。」

あのペットボトルは今、うちの金魚の水替え用になっています。
俺はもう、ビッグマンを酒として飲んでいません。

でも、あの時計算した「1杯だいたい45円」という数字だけは、俺の中に生き残りました。それが「ビッグマン指数」です。

ちなみに今のレギュラーは、角瓶の空き瓶に移し替えたトリスです。
中身を移して一晩忘れると、あら不思議、トリスが角瓶になります。山崎でやりたいので、誰か瓶をください。

角瓶とトリスのボトル
左が角瓶、右がトリス。移し替えると見分けがつかなくなります。

うんこ理論が「買うかどうか」を決める理論なら、ビッグマン指数は「その損がどれぐらいデカいか」を測る物差しです。
あの罰ゲームのような4Lがあったから、俺は今、失敗の大きさを”杯数”で実感できるようになりました。

楽天ブラックフライデーの2,680円が、ビッグマン約60杯分だと気づいた話

去年の楽天ブラックフライデーで、初めて「10店舗買い回り」に挑戦しました。
1店舗1,000円以上購入すれば、最大10店舗でポイント倍率が上がる仕組みです。

合計10店舗、約4万円を購入。当時は「お得に買えた」と満足していました。

でも冷静に見返すと、10品のうち2品は完全な失敗でした。

1つは、赤色が好きで選んだ1,680円の安全靴。
初日30分で靴擦れが起き、靴下に色が移り、縫い目も怪しい。「小学生の裁縫箱」のような柄で、仕事道具としては完全に選択ミスでした。

もう1つは、端数調整で買った1,000円のルルゴールド30錠。
届いた瞬間「少なっ」と声が出るほどの量で、結局薬局に買い足しに行きました。

失敗合計は2,680円。
ここで「ビッグマン指数」を当てはめてみます。

2,680円 ÷ 45円 = 約60杯分。

電卓に-2680と表示されて頭を抱えるやぎのイラスト
買い回りが終わった後の俺の顔、だいたいこれです。

飲みたくもないビッグマンを60杯我慢した節約が、靴擦れと少ない風邪薬に化けました。
「うんこ理論」で判定するなら、この2つはどちらも×です。買った瞬間は満足でも、1年後には何も覚えていません。

目的と手段が逆転した瞬間、俺たちは「1,000円で送料無料になるもの」を探し始めます。
これが買い回りの本質的な罠です。

ポイントが多いから買う。安いから買う。
この2つは、だいたいうんこかビッグマンの匂いがします。

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この記事を書いた人

木原マサト(yagi)。繊維工場で色を扱う仕事のかたわら、銀行ポイカツ(遊牧貯金)を実践中。月5万円以上を浪費していた状態から、副業なし・投資知識ゼロで半年55万円を貯金しました。複数の銀行口座を毎月実際に動かした実運用ログを、数字そのまま公開しています。X(旧Twitter):@yagifire2025

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