昨日の夜、妻に熱弁しました。
「とんでもねぇ発明品を作ってしまった」
AIに俺の分身が作れる。喋った言葉が全部残る。言った言ってない論争にも終止符が打てる。
反応は、見事な無関心でした。
でも構いません。実際に俺のポケットの中では、今日も喋った言葉が全部文字になって残っています。
「言った言ってない」になったら、記録を開けば終わる家になりました。
しかも月0円で。
アプリ800円と、家で寝てたパソコンだけで作りました
仕組みはこうです。
1. iPhoneの録音アプリが、俺が喋った時だけ録音する
2. 録音は自動でクラウドの共有フォルダに飛ぶ
3. 家で常時起動してるパソコンがそれを拾って、AIで文字起こしする
4. 日付ごとのテキストファイルに整理されて、俺のGmailにも届く
かかった費用はこれで全部です。
| 部品 | 費用 |
|---|---|
| 録音アプリ(買い切り) | 800円 |
| クラウドの無料枠 | 0円 |
| 文字起こしAI | 0円 |
| 月額 | 0円 |
似たことができる市販のAIレコーダーだと、たとえばPLAUDのペンダント型は本体22,000円。文字起こしの無料枠は月300分で、たっぷり使うなら月額課金が待っています。
俺は800円と、どうせ点けっぱなしの自宅パソコンで済ませました。
作業したのは1日。正確に言うと、作ったのはAIです。
俺がやったのは「こういうのが欲しい」と喋っただけです。
てびちゃんあんた、家で盗聴器持ち歩いとるん?



盗聴ちゃうよ。俺の一日の記録よ。
録音は俺が喋った時だけ。電池もギガも守ります
作る前に俺が一番心配したのは電池でした。常時録音なんて昼までにスマホが死ぬだろうと。
そこは録音アプリの音声検知という機能が仕事をします。
誰も喋ってない時間は録音そのものが止まる。声がした瞬間だけ動く。
だから朝から晩まで回しても、ファイルに残るのは「実際に会話してた時間」だけです。
昨日の実測だと、夜から朝までポケットで回して録音されたのは1時間10分ぶん。ファイルは68MBでした。
電池は1時間あたり数%減ります。ここは正直に書いておきます。ゼロにはなりません。
でも「なるだけ減らさない」は仕組みで作れました。
AIは使うけど、会話は家から一歩も出ません
文字起こしにはWhisperという音声認識AIを使っています。
ポイントは、これが俺の家のパソコンの中で動いていることです。
サイズ574MBのAIモデルをパソコンに住まわせて、録音を全部そいつが文字にする。
外部のAIサービスに会話データを送信しない。だから月額も発生しない。
日常会話って、家計も家族も仕事も全部入った一番生々しいデータです。
それをどこかの会社のサーバーに毎日アップロードするのは、俺は嫌でした。
だから文字起こし係は、外注せずに飼うことにしました。
「家族の会話を録るのはどうなの」という点は、冒頭の通り妻に話してあります。響いてませんでしたが、隠してはいません。
一日ぶんの俺が、毎晩テキストで届きます
録音を止めると、数十分後にはGmailにその日の会話の全文が届きます。
これを何に使うか。
俺はブログを書く時にAIを相棒にしてるんですが、そのAIに毎日の会話ログを食わせることにしました。
つまりAIが、俺が昨日何をして、何に笑って、何に腹を立てたかを知ってる状態になります。
「先週話してたアレ、記事にして」が通じる相棒の完成です。
ちなみにこのシステムを思いついたのは禁酒3日目の朝でした。
酒を抜いたら頭が冴えてアイディアが降ってきた、と職場で自慢したらだいぶ引かれました。
妻には無関心、職場では変な目。
でも酒代は浮いて、発明品は生まれて、言った言ってない論争は絶滅した。
800円でお釣りが来すぎています。





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