正直に言うと、俺も銀行ポイ活を始めたとき、犯罪に加担してるんじゃないかって、少しだけ感じました。
口座をいくつも作って、お金を口座から口座へぐるぐる動かして、ポイントや現金を稼ぐ。冷静に文字にすると、マネーロンダリングとか、詐欺の片棒っぽく見えなくもない。
結論から言います。自分の口座で、自分のお金を動かしているだけなら、犯罪ではありません。ただ、ここを超えたら一発でアウト、という線はある。両方、法律の一次情報まで調べたので置いておきます。
この記事はお金と法律の話なので、政府や銀行の公式情報を確認したうえで書いています。とはいえ最終的な判断は各銀行の規約や最新の公式情報によります。心配な人は自分でも一次情報を確認してください。
自分の口座で、自分のお金を動かすのは犯罪じゃない
まず、安心できる事実から。
- 複数の銀行口座を持つこと自体を禁じる法律は、日本にありません。口座数の上限を決めた条文もない。
- 自分名義の口座の間で、自分のお金を移すのも、法律違反ではありません。
銀行ポイ活でやっているのは、基本これだけです。自分の給料や貯金を、自分の口座の間で動かして、銀行が公表しているキャンペーンの条件を満たして、特典を受け取る。
特典をもらうのも後ろめたいことじゃない。銀行が「この条件を満たしたら○○円あげます」と公表しているものを、実際に満たして受け取るだけ。正規のお客さんの行動です。
なぜマネロンにならないのか=「犯罪で得た金」じゃないから
俺が一番ひっかかったのが、マネーロンダリングでした。
でも、定義を調べて納得しました。マネロンは「犯罪で得たお金の出どころを分からなくする行為」です。根拠になる法律(組織的犯罪処罰法)も、対象は「犯罪収益」と書いてある。
俺たちが動かしているのは、働いて得た給料と、コツコツ貯めた自分の貯金。犯罪で得たお金じゃないから、どれだけ口座の間を動かしても、マネロンの条件には当てはまらない。
ここが腑に落ちたら、怖さはほぼ消えました。
ただし、この線を超えたら一発でアウト
正直に、危ない側も書きます。合法なのは「自分の口座で、自分の金を動かす」までです。
1. 口座を売る・譲る・貸す → 犯罪です。
他人に使わせる目的で口座(通帳・カード)を売ったり譲ったりするのは、犯罪収益移転防止法という法律の違反。1年以下の拘禁刑か100万円以下の罰金です。「ポイント目当てに作った口座、使わないから売っちゃおう」が一番危ない。作った口座は、絶対に自分だけで使う。
2. 他人のお金を経由させる → 犯罪です。
詐欺の「出し子・受け子」のように、他人がだまし取ったお金を自分の口座に通すのは詐欺罪。10年以下の懲役です。「口座貸して」「振り込むから引き出して」と言われても、絶対に乗らない。
3. 嘘の情報で口座を作る → 詐欺罪です。
他人名義や架空名義で口座を作るのはアウト。最高裁も「人に譲る気なのを隠して口座を作る行為は詐欺だ」と判断しています。
線はシンプルです。「自分名義」「自分のお金」「自分だけで使う」。この3つを守っていれば、犯罪の側には立ちません。
凍結のリスクと、俺が気をつけてること
最後に、正直なリスクも。
犯罪ではなくても、短期間に口座を作りまくって解約を繰り返したり、不自然な振込を大量に繰り返すと、銀行の判断で新しい口座を断られたり、口座を止められたりすることはあります。これは犯罪認定とは別の、銀行が自分のルールでやる予防措置です。
だから俺は、これくらいは気をつけています。
- 作った口座は、ちゃんと自分で使う(売らない・貸さない・放置しすぎない)
- 一気に作りすぎない。生活で使うお金の動きの延長でやる
- 各銀行の規約の範囲で動く
合法であることと、銀行と何のトラブルもなく付き合えることは、別の話なので。具体的にどう口座を組んで回すかは、銀行ポイ活のやり方にまとめています。
最初に「犯罪っぽいかも」とビビったのは、線がどこにあるかを知らなかったからでした。
線を知ったら、自分のやっていることが線の内側だと分かって、堂々とやれるようになった。
怖いのは、たいてい「知らない」からです。俺は線を知ったうえで、自分の金を、自分の口座で回してます。それだけです。





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