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小遣いが貯まらないので、自分に消費税100%を課しました|使えるのは予算の半分まで

俺は自分に消費税100%を課しています。

2026年8月は44,000円使って、同じ月に東京海上ホールディングスの株を53,130円ぶん買いました。使った額より積んだ額が多いので、8月は成立です。

ルールは1行です。

使った額と同じ額以上を、貯金か株式に回す。

1,000円のものを買うなら、1,000円を積む。手元からは2,000円出ていきます。消費税100%と同じ計算です。違うのは、納める先が国じゃなくて自分だという一点だけ。

先に条件を出しておきます。俺の給与は妻が管理していて、家賃も光熱費も食費の大半もそっちの家計から出ています。俺の手元に残るのは月10万円で、この記事はその10万円の中だけの話です。同じ形の人、つまり小遣いの範囲で貯金したい会社員と学生に向けて書いています。

てびちゃん

月10万も使えるなら、そら貯まるやろ?

逆やで。この10万は昔クレカで溶かしとった10万と同じ額や。金額は変わってへん。使い方だけ変えた。

目次

使った分と同じ額を積むので、使えるのは予算の半分まで。8月は東京海上の株で納めました

予算をP、使う額をSとすると、積む額はP−Sです。ルールは「積む額が使う額以上」なのでP−S≧S、整理するとS≦P÷2になります。使えるのは予算の半分まで。それ以上は物理的に使えません。2026年8月は44,000円使って、53,130円を東京海上の株に入れました。積んだ額のほうが9,130円多いので、この月は成立です。

ここでいうPは手元の10万円そのものではありません。通信費のように毎月かならず出ていく分を先に引いた残りがPです。俺の場合その残りは月6.6万円なので、上限は3.3万円あたりになります。

つまりこれは月末に成績を照合するルールではなく、手渡しの金額が分かった月初の時点で確定している予算線です。ここが効きます。月末に反省するルールは、使う手を止めてくれません。

使わなかった分は、丸ごと資産に回します

「使った分だけ積む」で終わらせると、支出ゼロの月に貯蓄もゼロになります。なので余った分は全額そのまま貯金か株式に送ります。

結果として、どんな月でも予算の半分以上は必ず資産になります。使えば半分ずつ、使わなければ全額。下振れの底が半分で止まる形です。

2026年8月は、たまたま成立した月でした

正直に書いておくと、8月の53,130円は消費税を納めるつもりで買ったものではありません。東京海上ホールディングスが1株を15株にする株式分割を発表して、分割後に105株になる7株を単価7,590円で買った、というのが実際の順番です。優待の100株条件を超えるための買い物でした。

買ったあとで支出44,000円と並べたら、結果的に条件を満たしていた。それだけです。

先に半分を線引きして走らせるのは9月からです。 ここを混ぜて「うまくいっている」と書くと嘘になるので、分けて書いておきます。

クレジットカードで月10万円溶かしていた頃の俺に、買ったつもり貯金は一度も働きませんでした

貯金のルールは昔からいくつもあります。給料の2割を貯金する。買ったつもりになって、その分を貯金する。俺のやつも同じ棚の仲間です。違いはいつ発動するかの1点だけで、そこが全部を分けています。2割貯金は収入に対して一定、買ったつもり貯金は我慢した瞬間、俺のは買った瞬間。当時クレジットカードで月10万円を溶かしていた俺に効いたのは、3つのうち最後の1つだけでした。

ルール発動するタイミング
給料の2割貯金収入。使った額とは無関係に一定
買ったつもり貯金我慢した時。買ったら何も起きない
自分への消費税100%買った時。使うたび同額が積まれる

買ったつもり貯金は、我慢できた日にしか働きません。つまり一番貯めたい「意志が弱っている瞬間」には何もしてくれない。欲しくて欲しくて買ってしまった日、あのルールは沈黙します。

俺のは逆です。弱った日にこそ発動します。買った瞬間に同額が資産へ動くので、崩れた日ほど積み上がる。

2割貯金と違って、貯蓄額が支出額に連動します

給料の2割貯金は、支出に無関心です。8割を溶かしても2割は2割。散財しても貯蓄額は1円も変わりません。

自分への消費税100%は、使った額に貯蓄額がくっついてきます。3万円散財した月は、3万円積まれた月でもある。

散財の被害が自動的に半分になる、と言い換えてもいいです。全部溶かすことが構造的にできなくなります。

てびちゃん

それやと、いっぱい使った方が貯まるってこと?

そうはならんよ。上限が半分やから、使いすぎたら先に予算の方が尽きる。

課税するのはおやつと趣味だけです。家賃・食費・ガソリンに課けたら普通に破綻します

対象にするのは、我慢すれば無くても生きていける支出だけです。おやつ、趣味の金、なくても死なないもの。家賃・食費・ガソリンは全部そこから外しています。ここを間違えると即死します。仮に家賃8万円へ課税したら、同じ月に8万円を積まないといけません。手元が月10万円しかないので、その時点で成立不能です。

食費とガソリンは、金額が動いても対象外に置きます

会計の教科書だと、食費もガソリンも変動費です。毎月金額が動くので。でも俺の分け方は違って、毎月ある程度決まっているものは全部「削れない側」に置いています。金額が動くかどうかではなく、消せるかどうかで分けています。

理由があります。食費を課税対象に入れると、食費を削れば遊ぶ金が増えるルールになるからです。飯を減らして趣味の予算を作る、という動機がルールの側から生まれてしまう。

食費は多少なら削れます。でもやりすぎたら生きていけません。だから最初から対象の外に置きます。

迷った支出は、全部「削れない側」に倒す。 対象が狭くなってルールは緩くなりますが、変な動機を作らないほうが長生きします。

小遣い制の人しか、この形では走れません

物価が上がっても、みんなどうにか生きています。でもそれは余裕があったからではありません。貯金を削ったか、借金したか、生活の質を落として吸収しただけです。すでに限界の家計に「自分で100%上乗せ」をやったら、単に破綻します。

俺ができるのは、生活の土台が別会計で回っていて、手元の10万円が全部裁量だからです。小遣い制の会社員と学生は、これと同じ構造です。 生活費は家計や親が持っていて、手元の金だけが自分の裁量。だから半分に絞れます。

自分がその形かどうかは、生活が壊れずに手元の金を半分にできるかで判定できます。

予算が足りないならメルカリでも副業でも稼げばいい。ただし5万円のものには10万円必要です

このルールには抜け道があります。予算そのものを増やせばいい。 メルカリでも副業でも、入ってくる額が増えれば使える上限も上がります。ただし通行料がかかります。1万円増やしても使えるようになるのは5,000円だけで、残り5,000円は自動で資産に行きます。抜け道を通っても資産形成は前進する。 そして5万円のものが欲しければ、10万円稼がないと届きません。

大事なのは、我慢させられている感じにならないことだと思っています。普通の貯金ルールは「欲しい」を我慢に変換します。これは「欲しい」を労働に変換します。

固定費を削るのは、副業で3倍稼ぐのと同じ効果があります

予算を増やす方法は稼ぐだけではありません。固定費を削っても、同じだけ予算が増えます。数式の上では区別がつきません。月3,000円の通信費を削るのと、月3,000円を副業で稼ぐのは、どちらも上限を1,500円上げます。

違いは1点、永続するかどうかです。

予算が増える額手間
副業で月3,000円3,000円毎月やる
固定費を3,000円削る3,000円一度だけ

副業は毎月働き続けないと消えます。固定費削減は一度やれば毎月効き続けます。だからこのルールでは「稼ぐより先に削る」が正解になります。

俺の場合、削れる額の計算はすでにやってあって、月6.6万円が貯金に回せる最大でした。その計算方法は貯金目標の決め方に書いています。足りない分をブログとメルカリで埋める話も、そっちに全部あります。

インフレが来ても俺たちは生きています。だったら先に自分だけ値上げしておきます

ここ数年、ものの値段は上がり続けているのに給料は同じようには上がっていません。それでも生活は続いています。インフレには、思ったより適応できてしまう。 なら先に自分で値上げしておけばいい、というのがこのルールを始めた理由です。同じ苦しさを引き受けるなら、その差額が売り手ではなく自分の資産に入る形にしておく。2026年8月の時点で、そうやって残った現金が915,158円あります。

正直に線を引いておくと、得をするのは「インフレに慣れたから」ではなく「資産が積み上がったから」です。この2つは混ぜて語らないほうがいい。ただ、半分の金額で暮らす練習が先に済んでいる、という副産物は本当にあります。

現在地は現金915,158円、株を入れて約140万円です

2026年8月31日時点で、現金が915,158円あります。株式を合わせると約140万円です。

現金の目標は100万円で、残り84,842円。これは増やすための金ではなく、生活防衛費として置いておく現金です。だから株の値動きとは別勘定にしています。

8月の現金は5,987円しか増えていません。53,130円が株のほうへ行ったからです。ゲージだけ見ると停滞した月に見えますが、行き先が違うだけで、消えたわけではありません。

今の10万円は、昔ドブに捨てていた10万円の生まれ変わりです

昔の俺は、毎月10万円くらいをクレジットカードで溶かしていました。何に使ったかも覚えていません。

金額は今と同じです。変わったのは額ではなく、行き先だけ。

同じ10万円が、当時は毎月きれいに消えていて、今は半分以上が残ります。消費税100%を自分に課すというのは、要するにその生まれ変わりを毎月強制する装置です。

てびちゃん

9月からが本番なんやんな。うまくいくと思う?

分からんよ。上限は3.3万円で、8月の削れる支出がそこに収まっとったかもまだ数えてへん。数えてから続き書くわ。

更新ログ

2026-08-31 公開。2026年8月の実績(支出44,000円/東京海上7株53,130円/現金915,158円)で初版を書きました。

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この記事を書いた人

yagi。繊維工場で色を扱う仕事のかたわら、銀行ポイカツ(遊牧貯金)を実践中。月5万円以上を浪費していた状態から、副業なし・投資知識ゼロで半年55万円を貯金しました。複数の銀行口座を毎月実際に動かした実運用ログを、数字そのまま公開しています。X(旧Twitter):@mahuyu999

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