33歳、子ども2人、年収420万円。
ごく普通の家庭で暮らす私が、資産形成を始めるために最初にやったことは、投資でも副業でもなく、家計と固定費の見直しでした。
私が資産形成に目覚めたのは、今年の7月の終わりです。
YouTubeや本を読んで知識を入れる中で、よく目にしたのが次の考え方でした。
お金を増やすには
貯める → 稼ぐ → 増やす → 守る
このサイクルが必要
この中で、今すぐ・誰でも取り組めるのが
「貯める=支出を減らすこと」。
1万円収入を増やすより、
1万円支出を減らすほうが圧倒的に簡単です。
こうして私の資産形成は、
あらゆる出費を書き出すことから始まりました。
支出を分類して見えたこと(固定費と変動費)
支出にはいくつか種類があります。
- 毎月必ず発生する固定費
- 数か月〜数年に一度かかる固定費
- 金額は決まっていないが毎月発生する変動費
- 時期も金額も予測できない変動費
まずはこの分類で、自分の支出を整理しました。
年収420万・子持ち家庭のリアルな家計事情
結婚して子どもが生まれてから、
給料の管理はすべて妻に任せています。
私には、
- 自分のクレジットカード代
- 個人的な支払い
に使うお金として、
毎月10万円が渡されています。
つまり今年の6月までは、
収入:10万円
支出:10万円
という、
何も残らない生活をしていました。
資産形成のために見直した固定費と変動費
スマホ代の見直し(固定費)
- docomo → 楽天モバイルに変更
- 月8,000円 → 月2,000円
+6,000円/月(年間72,000円削減)
サブスク整理(固定費)
残したもの:
- Amazonプライム
- Apple Music(家族利用)
解約したもの:
- dアニメ(月550円)
- モンハンNOW(月1,400円)
- ポケポケ(月980円)
+2,930円/月削減
年払いで解約:
- ポケモンホーム(1,960円/年)
- ニンテンドースイッチオンライン(4,500円/年)
👉 年間41,620円削減
ネット回線の見直し(固定費)
- docomo光(6,600円/1Gbps)
- → コミュファ光(5,843円/10Gbps)
+757円/月(年間9,084円削減)
通信速度は上がって、料金は下がりました。
缶コーヒー代の削減(変動費)
浪費時代👇
- 自販機:120円
- 平日5日 × 1日3本 × 4週間
→ 約7,200円/月(60本)
現在👇
- スーパーの格安缶:40円
- 平日5日 × 1日1本 × 4週間
→ 800円/月(20本)
+6,400円/月(年間76,800円削減)
正直、ここが一番効きました。
固定費見直しで年間いくら節約できたのか
これらを見直した結果、
👉 年間199,504円の節約
月換算すると、
約16,000円の余裕が生まれました。
月16,000円がもたらす変化
月16,000円。
派手な金額ではありません。
でも例えば、
- 毎月NTT株を100株購入できる
- 何も考えず消えていたお金が、資産に変わる
そう考えると、
固定費を見直す価値は十分すぎるほどありました。
よくある疑問(固定費見直し)
固定費見直しはどこから始めるべき?
スマホ代やサブスクなど、
生活の質を落とさずに減らせるものからがおすすめです。
家計を全部把握していなくても資産形成できる?
できます。
まずは自分が使っているお金だけで十分です。
子どもがいても固定費は減らせる?
むしろ子どもがいる家庭ほど、
固定費見直しの効果は大きいと感じています。
まとめ|資産形成は固定費の見直しから始まった
資産形成というと、
投資や副業に目が行きがちです。
でも私にとって最初の一歩は、
固定費を整理して、お金の流れを把握することでした。
- 我慢ではなく整理
- 根性論ではなく仕組み
この感覚を掴めただけでも、
ブログを始めた意味はあったと思っています。

コメント