資産形成を始めてから、
私は固定費・変動費をかなり見直しました。
スマホ代、サブスク、日々の無駄遣い。
削れるところは削って、年間で約20万円の節約。
ですが――
すべての固定費を削ったわけではありません。
むしろ意識したのは、
「あえて削らない固定費」を決めることでした。
なぜ「全部削らない」のか
資産形成を始めたばかりの頃、
正直こう思っていました。
- もっと削れるんじゃないか
- まだ無駄があるんじゃないか
でも、削りすぎると必ずこうなります。
- 生活の満足度が下がる
- ストレスが溜まる
- 反動で浪費する
これでは本末転倒です。
だから私は、
**「続けられる資産形成」**を最優先にしました。
削らなかった固定費① ネット回線(10Gbps)
ネット回線は
**docomo光 → コミュファ光(10Gbps)**に変更しました。
結果として料金は下がりましたが、
安さ最優先では選びませんでした。
理由はシンプルです。
- ブログ運営
- 情報収集
- 日常の娯楽
すべてに直結するから。
ネット環境が不安定になると、
作業効率もストレスも一気に悪化します。
ここは
「生活の基盤=投資枠」
そう割り切っています。
削らなかった固定費② Amazonプライム
月600円。
一見すると削りやすい固定費ですが、
私は継続しています。
理由は、
- 配送が早い
- 日用品の購入がラク
- Prime Videoを家族で使える
時間と手間を減らせる固定費は、
結果的にコスパが高い。
これは
「お金より時間を守る固定費」
という位置づけです。
削らなかった固定費③ Apple Music(家族利用)
音楽サブスクも残しました。
理由は、
- 家族全員で使っている
- 日常の満足度が高い
- 解約しても生活が良くなる想像ができなかった
資産形成は、
生活を苦しくするためのものではありません。
満足度を下げない支出は、無駄じゃない
そう考えるようになりました。
削らなかった固定費④ 生命保険・医療保険
保険はよく、
- 無駄
- いらない
と言われがちです。
私もかなり調べました。
その結果、
医療保険(月4,610円)は解約しました。
理由は、
- 貯金が100万円あれば不要
- 期待値が低い
現時点ではまだ貯金が約20万円なので、
まずは現金を優先して貯めています。
一方で、
死亡保険(月2,009円)は継続しています。
理由は、
- 子どもがまだ小さい
- 万が一のリスクを許容できない
- 精神的な安心が大きい
ここは
「期待値」より「安心」を優先しました。
固定費を削る基準は「金額」じゃない
今回の見直しで分かったことがあります。
削る・削らないの基準は金額ではない
ということ。
私の判断基準はこの3つです。
- 生活満足度が下がらないか
- ストレスが増えないか
- 長期的に続けられるか
どれかに引っかかるなら、
無理に削らない。
資産形成は「我慢大会」じゃない
資産形成というと、
- ひたすら節約
- 何も買わない
- 楽しみを捨てる
そんなイメージを持たれがちです。
でも私は、
人生をラクにするために資産形成をしている
だけです。
だから、
- 削るべき固定費は削る
- 守るべき固定費は守る
このバランスを大切にしています。
まとめ|削らなかった固定費も、立派な戦略
資産形成を始めてから、
「削らなかった固定費」にも理由ができました。
- 何となく払っていない
- 意味を理解して払っている
この違いは大きいです。
これから状況が変われば、
判断も変わるかもしれません。
でも今はこの形が、
一番続けられる資産形成だと思っています。

コメント