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30代で会社員|貯金ゼロから脱出した9つの変化

「テセウスの船」という哲学的なパラドックスをご存じでしょうか。すべてのパーツが入れ替わった船は、元の船と同じと言えるのか——そんな問いかけです。

因みに現金だけなら2025.7/01の0円から2026.1/22で46万円になってます

振り返ってみると、1年前の私と今の私は、まさに「テセウスの船」のような変わりようです。考え方も、お金の使い方も、生活習慣も、ほぼすべてが入れ替わりました。

この記事では、貯金ゼロ・毎月赤字だった私が実際に変えた9つの習慣を正直にまとめました。同じように「お金が貯まらない…」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

目次

私が変えた9つのお金の習慣

① 毎日自販機でコーヒー3杯 → ラ・ムーの激安コーヒー1杯

仕事の日は毎日、会社の自販機でコーヒーを最低でも3杯買っていました。1本130円としても、1日で約400円。週5日働くと月に約8,000円です。

それを、ラ・ムーで購入したプライベートブランドの激安コーヒー(30本で約1,400円)と自宅の水を持参するスタイルに変更。月々の飲み物代が10分の1以下になりました。

最初は「自販機の方が楽だし…」とか「安物のコーヒーは飲めないよな」と思っていましたが、慣れてしまえば何てことはありません。むしろ持参する習慣がつくと、節約している実感が湧いてきてモチベーションにもなりました。

② スマホゲーム課金 → 金にならないものに金をかけるのをやめた

ガチャを回すことが「経済を回すこと」だと本気で信じていました。人権サポートカードやキャラを集めるのが自己投資だとさえ思っていたんです。

でも冷静に考えたら、毎月3万円もかけて得られるのは一時的な満足感だけ。データが消えたら何も残りません。

今は数カ月に1度、メルカリで1,500円くらいの本を買う程度にしています。知識やスキルが残る方が、よっぽど自己投資だと気づきました。そして当たり前ですが、課金をやめてから貯金ができるようになりました。

③ 毎日飲酒(ストロングゼロ1本+ハイボール2杯) → 貰い物以外飲まない

私の実家は「酒はガソリン」という家庭だったので、抵抗なく飲酒が習慣になっていました。毎晩ストロングゼロ1本とハイボール2杯。これだけで月に1万円近く使っていた計算です。(多分

意外なことに、無ければ無いなりに生きていけるものでした。今は貰い物のお酒や集まりの席でしか飲まない「飲酒無課金プレイヤー」です。

お酒をやめたことで体調も良くなり、朝の目覚めがスッキリするようになりました。健康面でもプラスになったのは予想外の収穫です。
4時起き出来るのもこのおかげかもしれません。

④ お金は使い切るもの → お金は未来の自由を得るもの

以前の私は、給料日までにお金を使い切るのが当たり前でした。翌月に回したり貯金をするという発想がそもそもなかったんです。
翌日に回すならガチャを回してました。

「お金を持っていると急な出費イベントが発生して無くなる。それなら常に使っておけば急な出費なんて来ない」——今思えば、とんでもない理論ですよね。これはただ単に支出を把握できていなかっただけです。

今ではお金は未来の選択肢を増やすツールだと考えています。貯金があることで、急な出費にも慌てず対応できるし、やりたいことにチャレンジする余裕も生まれました。

⑤ 大きな買い物は長期分割 → できるだけ一括返済

車の購入、太陽光パネル、自宅のシロアリ工事——これらをすべて分割払いで、毎月の返済額を低く、そして期間を長く組んでしまいました。
ニッチな表現をすると介護施設の超超刻みぐらい細かいです。

貯金をしていなかったので仕方なかったのですが、利子がマシマシの返済でかなり損をしています。特に車はネクステージで購入したのですが、ローンは簡単に通る反面、返済のほとんどが利子に消えている状態でした。

それに気づいてから、ろうきん(労働金庫)に借り換えを実施。すると返済期間も返済額も減りました。どこで借りるか、見直しをするかで大きく変わると実感した出来事です。次回はこうならないよう、今のうちから貯めておくつもりです。

⑥ ATM手数料を気にしない → 手数料は悪、何としてでも払わない

1回150円のATM手数料を平気で払っていました。しかも1,000円だけ下ろす日もあり、一カ月に細かく何度も引き出していました。一度に大金を下ろすとすぐに使ってしまうからです。

最低でも月に4回はATMを使っていたので、150円×4週×12カ月=年間7,200円をATM手数料に捨てていた計算になります。本当にもったいない。

今は複数の銀行口座を使い分けて、ATM手数料無料回数が枯渇することはなくなりました。そもそも現金を使う場面が歯医者くらいしかないので、ATMを使う頻度自体がかなり減りました。

⑦ 変に意地を張って損をする → 意地を捨てて得をする

意地を張って、もらえるものややってもらえることを取りこぼすことが多かったです。意地を張るのって、自分にコンプレックスや自信がない表れなのかもしれません。

当時の私は、お金もなければこれといって自慢できることもなく、ただ年だけ取っていく危機感がありました。

今はあんなに貯金ができなかったのに、できるようになった自信がつきました。その結果、人の話を素直に聞けるようになったんです。そして意地を捨てると、自然と周りも助けてくれるようになりました。

⑧ 未来が不安 → 未来が楽しみ

以前は「現在お金がないのに、将来2,000万円なんて用意できない。老後になると今みたいに働けないし、収入も落ちる。年金もあてにならないこの国は、貧乏な人を見捨てる国だ」と思っていました。

今は違います。自分の力で努力すれば報われる国なのかもしれないと、少しだけ希望を持てるようになりました。

老後2,000万円問題も、第一歩は今この瞬間の小さな行動の積み重ねです。将来どれだけ自分が変われるのか、それを考えるのが楽しみになってきました。

⑨ 見た目の変化:髪を染めるのもやめた

これは金銭面だけの話ではないのですが、以前は髪を染めていました。カラーリング代も半年に6000円かかっていましたし、時間もかかります。

今はそれもやめて、自然体で過ごしています。無駄な出費を削り、時間も有効に使えるようになりました。

以前の自分と今の自分は同一人物なのか?

考え方も金銭感覚も、見た目まで変わった今、ふと思うことがあります。「以前の自分と今の自分は同一人物なのか、それとももう他人なのか」と。

同一人物だとしたら、またふとした瞬間に以前の自分に乗っ取られるような感覚があります。この感覚、絵本「たべてあげる」に似たホラー感があるんです。

この絵本は、食べ物の好き嫌いをする男の子の前に小さな自分とそっくりな男の子が現れ、その子に野菜を食べてもらいます。小さな子はどんどん大きくなり、最終的には主人公の男の子を食べてしまって乗っ取る——という結構なホラーです。

それでも変われて良かったと思う理由

おそらく、私は他人にはなっていません。もともと考えることは大好きな性格でした。

ただその使い道が、今まではゲームを攻略する、カードゲームの戦略を考えるといった娯楽に使っていただけ。今もこうして貯金をしているのも、娯楽の一環なのかもしれません。

色々変わってしまったところはありますが、多分変われて良かったことだと思います。

何歳でも、いつやっても、誰でも行動すれば意外と早く現状を変えられる——それが、この1年で私が学んだ一番大きなことです。

まとめ:小さな一歩が未来を変える

私が変えた9つの習慣を振り返ってみました。どれも特別なことではなく、誰でも今日から始められる小さな変化ばかりです。

自販機のコーヒーをやめる、ソシャゲ課金をやめる、ATM手数料を気にする——こうした小さな積み重ねが、1年後、3年後、10年後の自分を大きく変えていきます。

「貧乏から抜け出したい」「でも何から始めればいいか分からない」と思っている方は、まずはどれか一つだけでも試してみてください。

完璧を目指す必要はありません。失敗しても大丈夫。私も何度も失敗しましたが、敗北はしていません。失敗から学んで、少しずつ前に進んでいけばいいんです。

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