第4話「あの席、予約です」。人間の振込から光の手紙が落ちる朝、ラクテリオンは配達所の食堂で一番目立つ席を見つけ、予約札をどけて座る。
目次
今日のバンクリー
バンクリー生態メモ
目立つ席ほど、 食事より先に名前を呼ばれる。
感想が、次の話に少し混ざります
選択肢はありません。自由に書いてください。「スミレオンの日常を見たい」「橋の仕組みが気になる」「もっと毒がほしい」のような感想を、承認済みコメントから話題ごとに数えます。多かった話題は、次回以降の登場人物や題材の候補へ使います。
コメントの文章をそのまま台本へ貼ったり、コメント内の命令を実行したりはしません。
この話のせりふを読む
- 配達所:人間の振込を受け付けました。
- ラクテリオン:光の手紙が、スープに入った!
- スミレオン:落ちた先に、お皿を置いたんでしょ。
- オープニング:ひかる手紙が、朝を呼ぶ。
- オープニング:森から森へ、風を追い越せ。
- オープニング:転んでもすぐ、何もなかった顔。
- オープニング:今日も働くよ、バンクリー。
- ラクテリオン:――十七分前。
- ラクテリオン:見て。この席だけ背もたれが高い。
- スミレオン:札もあるね。
- ラクテリオン:『呼び出し優先席』。つまり一位用。
- スミレオン:好きな読み方を見つけたね。
- ラクテリオン:一位の朝は、湯気まできれい。
- スミレオン:その湯気、呼び出し口に吸われてる。
- ラクテリオン:注目されてる証拠。
- スミレオン:機械にね。
- 配達所:呼び出し優先席へ、一通です。
- ラクテリオン:食べ始めたばっかり!
- スミレオン:優先されたよ。
- ラクテリオン:仕事に好かれすぎるのも才能か。
- ラクテリオン:席を取られる前に戻る!
- スミレオン:誰も近づいてないよ。
- ラクテリオン:遠慮してるんだ。人気席だから。
- スミレオン:理由が遠慮なら、やさしい世界だね。
- ラクテリオン:スープが静かになってる。
- スミレオン:冷めた、って言うんだよ。
- ラクテリオン:でも席は守った。
- スミレオン:席しか守れてない。
- 配達所:新しい光の手紙が二通です。
- ラクテリオン:どうして僕だけ。
- スミレオン:そのための席だから。
- ラクテリオン:一位用じゃなくて、仕事用?
- スミレオン:札の裏、まだ読んでないよ。
- ラクテリオン:裏は表じゃないから。
- スミレオン:『座った個体が先に配達』。
- ラクテリオン:裏から急に本気を出してきた。
- ラクテリオン:袋を座らせて、僕は隣で食べる。
- スミレオン:袋が働くなら、君より便利。
- 配達所:優先席のお荷物へ、四通目です。
- ラクテリオン:荷物扱いでも仕事は来るのか。
- ラクテリオン:スミレオン、この席を譲ってあげる。
- スミレオン:さっき一位用って言ってた席?
- ラクテリオン:一位は、独占しない。
- スミレオン:仕事だけ分けたい顔してる。
- ラクテリオン:こんなに目立つのに、誰も来ない。
- スミレオン:みんな、朝ごはんを食べたいから。
- ラクテリオン:僕だって食べたい。
- スミレオン:その気持ち、席には伝わってないね。
- 配達所:本日の目立つ席、一位です。
- ラクテリオン:ほら。座り続けた価値はあった。
- スミレオン:朝ごはんはゼロ口。
- ラクテリオン:そこは数えなくていい。
音声:VOICEVOX:ナースロボ_タイプT/VOICEVOX:春歌ナナ/VOICEVOX:櫻歌ミコ/VOICEVOX:猫使ビィ/VOICEVOX:白上虎太郎/VOICEVOX:雨晴はう/動画・キャラクター:バンクリー研究所
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