禁煙しようと思った2つの理由
私が禁煙を決意したのは、介護施設を退職して転職するタイミングでした。理由は大きく2つあります。
理由①:収入が減ることへの備え
転職すれば収入が落ちると分かっていたので、まず固定費を見直そうと考えました。当時(約9年前)、私が吸っていたのはオプションパープルで、1箱460円。最低でも1日1箱吸っていたので、月に約3カートン消費していました。
親から1カートンもらっていたので、自腹で払っていたのは月9,200円。年間にすると110,400円です。この金額があれば、スマホ本体を一括で買えますよね。ちなみに今見たら1箱580円に値上がりしていました。禁煙して本当によかったです。
理由②:本気度を自分に問うため
もう一つの理由は、辞める覚悟を確認するためでした。苦しい禁煙をしてまでその施設から抜け出したいのか、自分の本気度を試す儀式のようなものです。
禁煙に必要なもの4つ
私が実際に使ったアイテムは以下の4つです。
①大玉の飴玉
タバコをやめると口の中が寂しくなります。吸いたくなったら飴玉を舐めて紛らわせます。ニコチンが切れてイライラしている時は、噛み砕いてストレス発散しましょう。タバコを吸っていた頃の自分だと思ってズタズタに噛むのがコツです。
②ボールペン
口だけでなく、手元も寂しくなります。ボールペンをタバコだと思い込んで持ち歩きましょう。廃刀令が出た時の武士の気持ちが分かります。
③アプリ「禁煙ウォッチ」
タバコを辞めてからの時間、浮いた金額、伸びた寿命がリアルタイムで分かるアプリです。数字で見えると励みになります。
④現金(タバコ代1カートン分)
これは後で説明する「本気度を試す儀式」に使います。必ず用意してください。
具体的な禁煙の手順
先に言っておきます。楽して禁煙なんてできません。辛いです。でも必ずやめられます。
1日目:短時間の我慢から始める
禁煙ウォッチをインストールして、1日に吸った本数と1箱の値段を入力します。
まずは3分間の禁煙に挑戦。これは意外と簡単です。3分経ったらご褒美にタバコを1本吸います。
禁煙ウォッチをリセットして、次は15分間に挑戦。ここが最初の難関です。クリアできたらまた1本吸って、またリセット。
1日目は「我慢→リセット→1本吸う」を繰り返し、寝る前に1本吸って寝ます。それが最後のタバコです。
2日目:本気度を試す儀式
2日目の朝、めちゃくちゃタバコが吸いたいはずです。ここは気合と根性で我慢します。精神論です。
飴玉を食べまくり、ボールペンを吸っても構いません。私もこの朝が一番辛かったです。
そして行動を起こします。ライターと灰皿を処分してください。
次に、コンビニに行ってタバコを1カートン購入します。未開封のままゴミ箱に捨ててください。買った場所で捨てるのはやめましょう。
この行動ができたら、かなりの本気度だと思います。
周りに宣言する
禁煙したことを周りの人に言いふらしてください。応援してくれる人は、その人が困った時に手を差し伸べてもいい人かもしれません。逆に喫煙を煽る人とは距離を置きましょう。
私が続けたコツ:習慣はそのままでニコチンだけ断つ
私はタバコを吸うのが好きでしたが、禁煙してみて気づいたのは「喫煙所で過ごす時間が好きだった」ということでした。
なので、飴とボールペンを持って喫煙所に行き、副流煙を吸いながら今まで通りタバコタイムを続けました。習慣はそのままで、ニコチンだけを断つ作戦です。
どうしても吸いたくなったら?
それでもどうしても吸いたい時はあります。そんな時は吸ってもいいです。ただし条件があります。
1本吸う場合、必ず1カートン購入して、そのうち1本だけ吸ったら残りを全部捨ててください。
こんなにもったいないことをしてまで吸いたいなら吸いましょう。
私は3日目の仕事終わりにどうしても吸いたくなって、この方法で吸いました。
禁煙ウォッチをリセットする時、たった3日だけど頑張ったからリセットボタンを押すのを躊躇しました。
でも吸ってみると、めちゃくちゃ美味しくて、ヤニクラもがっつりきて気持ちよかった。それと同じか、それ以上に「もったいないな」「情けないな」「俺ってずっとこんな感じなのかな?」って凄く嫌な気持ちになりました。
このタバコが私の本当の最後のタバコになっています。
禁煙の本質は「魂が決めること」
結局のところ、禁煙って吸わなければいいのです。
禁煙外来、ニコチンパッチなど様々な道具はありますが、結局吸うかどうかは自分次第。手足を縛って口も塞げば誰でも達成できます。
でもそういうことじゃなくて、禁煙も、貯金も、ダイエットも、手段より大切なことがあります。それは自分の魂がそれをやると思うかどうかです。
魂に従って自分をコントロールすることを、自律というんだと私は思います。
タバコをやめて得られたメリット
①タバコ代と飲み物代が浮いた
年間11万円以上の節約になりました。タバコを吸う時に買っていた飲み物代も浮いています。
②死亡保険が安くなった
意外なメリットがこれ。健康体だと保険料が安くなる特典があり、保険料が下がりました。
③副流煙のない環境で子育てができている
子どもに健康的な環境を用意できたのは大きいです。
④喫煙所を探さなくてよくなった
外出先で喫煙所を探す手間がなくなり、ストレスが減りました。
⑤自由な時間が増えた
タバコ休憩の時間が他のことに使えるようになりました。
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