年収420万円、娘のために「家」を建てました
いきなりですが、私は娘のために家を建てました。
……すみません、釣りでした。正確には「子供用のティピーテント」を自作した話です。
でもこの経験から、節約と家族の満足感のバランスについて大事なことを学びました。貧乏生活から抜け出したいけど、何から始めればいいか分からない。そんな過去の自分に向けて、今回の体験を書いていきます。
子供用テントって何?なぜ必要なの?
そもそもティピーテントとは、子供の成長を促すための道具です。
想像力や自立心を育んだり、テント内でおもちゃを収納させることで、物の片付けや取捨選択を学んでもらう効果があります。
でも一番の役割は、子供が泣いたときに一人で落ち着ける「自分を守る空間」になることです。
我が家にはもともと姉妹共通で1つテントがあったのですが、姉が独占してしまい、妹も「私も欲しい」と言い出したのがきっかけでした。
買うか、自作するか。判断の分かれ道
最初は普通に買ってあげようと思いました。値段は3000円くらいで、そこまで高価すぎるわけではありません。
ただ姉妹でも性格は全然違います。試しに妹が喧嘩や怒られた際に、既存のテントに連れて行って落ち着けるか確認してみました。
結果は…一瞬でテントから出てきて抱っこを要求。
この子は泣いてるときは大人に抱っこなど人肌が恋しくなるタイプのようです。
この姿を見て「わざわざ買わなくていいかも」と思いました。でも親としては、姉だけテントがあって妹には無しというのもかわいそう。それなら自作してみようと決めました。
エド・スタッフォードに学ぶサバイバル精神
私はよくYouTubeで『ザ・秘境生活』というエド・スタッフォードのサバイバル番組を見ています。
番組では「火、水、食料、基地」の4つがサバイバルに必須とされており、毎回現地で調達した材料で基地を作ります。
エドになったつもりで自宅内に材料がないか探してみると…段ボールと新聞紙を発見しました。
1回目:段ボールハウスの崩壊
段ボールの壁と新聞紙の屋根で作った、みすぼらしい家が完成。
入室するたびに風で屋根が取れそうになる、風邪通りの良い吹き抜けハウスです。
なんということでしょう材料費はかかっておりません0円

娘は喜んでくれましたが、1週間もしないうちに崩壊。屋根は取れて壁だけのバリケードになってしまいました。
2回目:紙管リベンジ作戦
後日、包装用の紙管を4本いただいたので、それを使って再チャレンジしました。材質はサランラップの芯を大きくしたようなものです。
新しいテントの材料は以下の3つ:
- ビニールひも
- 紙管
- 新聞紙
作り方はシンプル。紙管の長さを揃えて、一本のひもで交互に4本をまとめて束ね、それを上にして足を展開。その後側面に新聞紙を貼り付けました。
こちらも貰い物と家にあるものなので材料費0円

1度目の崩壊ハウスと違い、意外と丈夫そう。次女もにっこり笑顔。「パパありがとう」と、1回目とは明らかに違う喜び方をしてくれました。
新聞紙を破らない程度の遊びなら安全性もそこまで悪くないかも・・・

数日後…オリジナリティあふれる空間に進化
そこから数日経った最近のテントの様子がこちら。

娘が自分で飾り付けをして、オリジナリティあふれる「お札テント」になっていました。
既製品で買うのも綺麗で楽でいいですが、たまには不格好でも手作りのほうが、小さいうちは子供が喜ぶのかもしれません。
塩ビとか木の棒をホームセンターやダイソーで買ってきて作るのもいいかもしれませんが、材料費次第では既製品を買ったほうが安くなる場合もあるのでその点は注意
作りたい方は安全面も含めて自己責任でお願いします。
節約と満足感、どちらを優先すべきか
結果的にはテントを買うよりは節約になりました。でも正直、こういうところはお金をかけても良いと思います。
大事なのは子供が満足するかどうかです。
節約や貯金は我慢しては続きません。ましてや家族に我慢を強いるのは本末転倒です。
家族と自分の将来のための貯金なのに、現在をおろそかにしすぎるのも良くないと思います。
満足感のある、代替えできるお金のかからない手段があればそれを使えばいいし、そうじゃないなら購入しても良い。このバランス感覚が、貧乏から抜け出すための第一歩だと実感しました。
まとめ:節約は目的じゃなく、手段
今回、3000円のテントを自作したことで節約にはなりました。でもそれ以上に学んだのは「節約は目的ではなく手段」ということ。
貯金や資産形成を始めたいけど何から手をつけていいか分からない。そんなあなたも、まずは「本当に必要なものは何か」を見極めることから始めてみてください。
代替手段で満足できるなら節約、そうでないなら購入。このシンプルな判断基準が、無理なく続く節約生活の鍵になります。
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