一人暮らしと家族持ちでは資産形成の難易度が全然違う
一人暮らしなら全部自分次第です。固定費も好きに見直せるし、食費を削りたければ食事回数を減らせばいい。休みの日は家でゆっくり過ごせばお金もかかりません。
しかし家族がいるとそうはいきません。自分だけの判断では動けないし、家族の生活や気持ちも考える必要があります。
今回は、私が家族に迷惑をかけ続けた赤字時代と、そこから黒字化できた違いについて正直にお話しします。
浪費夫と倹約妻|財布を一つにしても平行線だった日々
私には妻がいます。妻は出会った頃から倹約家で、無駄遣いをほとんどしない人です。
結婚して家を買うまでは夫婦の財布は別々でした。私のほうが収入は多かったのですが、私は貧乏の天才。毎月残るお金なんてありませんでした。月末に200円残っていたらストゼロを買ってきっちり使い切るタイプです。
一方、妻は毎月必ず貯金をしていて、旅行では我慢せず好きなだけ使う。締めるときは締めて、使うときは使うメリハリタイプでした。
住宅ローンをきっかけに夫婦の財布を一つに
家を買う際に住宅ローンを組みました。我が家は連帯債務という形で、7:3の所有割合です。
子供も生まれたタイミングで夫婦の財布を一つにして、私は毎月クレカ代を妻に請求して支払うスタイルになりました。
クレカ代は毎月8〜12万円。当時の私にとっては削れないと思っていた出費でした。内訳はこんな感じです。
- 通信費:15,000円
- サブスク代:5,000円
- コンビニ代:15,000円
- 自販機代:9,000円
- 保険代:15,000円
- 家族での外出費:20,000円
- 内緒の課金:2〜3万円
当時の私の手取りは19万円程度。それなのにボーナス時に小遣いをもらえないと妻に怒ったこともあり、毎月のクレカ代を10万円固定というルールにまでしました。
妻の貯金を切り崩す地獄のような生活が5年続いた
妻も働いてくれていて、その収入と無茶なやりくり、ピンチな時は妻の貯金から切り崩して生活していました。妻にとっては地獄のような状況だったと思います。
当時の私は「毎月の支払いができているなら問題ない」と本気で考えていました。子供が大きくなった将来や老後は、根拠もないのに「なんとかなる」と思っていたんです。
財布を一緒にしても、お金に対するスタンスは互いに譲りませんでした。みるみるうちに家計は赤字に。
毎年収入が増えても、子供の成長と物価高で支出がさらに増える。そんな状態が5年続きました。
2025年夏|意識改革のきっかけと初めての家計簿
2025年の夏頃、私の中で意識改革が起きました。貯金をしようと決意したんです。
今までもらっていたクレカ代10万円の中で資産形成を始めようと思い、家計簿をつけるところから始めました。
この時初めて、妻とお金について同じ方向を向いて会話ができました。以前はお金の話をすると平行線になるので、お互いにその話題は避けていたんです。
夫婦それぞれの役割を見つけた
妻と私では役割が違います。
妻の役割:生活にかかるものを賢く購入して、料理も無駄なく作ってくれる。妻の生活力のおかげで私は資産形成に取り組めています。
私の役割:調べて考えて実行する。固定費見直しのためにMNPのやり方やメリット・デメリットを調べたり、自動車保険の選び方を調べたり。収入を増やすためにポイ活、クラウドワークス、ブログなどにも挑戦しました。
めんどくさいけど一度やれば自動で節約できる部分や、新しい方法を試すのが私の役割です。
たった半年で黒字化に成功
私の意識が変わったことで、外食頻度もかなり減りました。4人家族なので1度の外食で自宅ご飯なら3日分くらいの費用がかかっていたのが無くなったんです。
我が家の赤字の理由は、物価高でも子供の成長でもなく100%私の浪費のせいでした。
たった半年で、自分の毎月10万円の部分はもちろん、家計全体でも黒字化することができています。
毎月8万円は貯金できるようになり、一部NISAに入れてます。
まだまだ額は小さいですが、これからも夫婦で同じ方向を向いて取り組みたいですね。
資産形成はダブルス|夫婦で取り組むからこそ黒字化できる
財布が別々の時と同じスタンスを続けていると、貧乏なほうに家計が傾くんです。
逆に言えば、黒字だったほうのやり方を取り入れれば全体で黒字化する。資産形成はシングルスではなくダブルスなんです。
黒字維持には必ずストレスが付きまとう
黒字を維持するには、必ずストレスが付きまといます。
- 黒字側:赤字側を足を引っ張る存在だと感じる
- 赤字側:黒字側を自由を制限する邪魔な存在だと感じる
この解決が本当に難しいんですよね。赤字代表だった私にはよく分かります。
赤字側から黒字側へ|ストレス解消法3つ
多分この記事を読んでくれている方は、赤字か、赤字だったけど黒字にした人が多いと思います。ストレスの解消法はこちらです。
1. 夫婦で会話をする
私たちは必ず毎月月末にそれぞれ家計簿をつけて、見せ合い話し合いをします。これが一番大事です。
2. どうやったら黒字にできるのか黒字側に聞いてみる
モチベーションの保ち方を聞くのも重要です。
3. 黒字側になりたいと思えるなら黒字パートナーをリスペクトする
これは私たち夫婦の赤×黒の組み合わせでなら有効だと思います。
赤×赤の組み合わせはもっと厄介
両方とも黒に憧れている赤なら、やり方さえわかれば速攻で結果が出ると思います。はまれば一気に貯金できるパターンです。
しかし片方が完全なる赤の場合、これはすごく厄介です。頑張る『黒に憧れ赤』を邪魔して、真っ赤に戻そうとするからです。
しかも憧れている赤は実績がないので、真っ赤を説得するのも難しい。
そういう時は大変ですが、憧れ赤が一人の力で黒になるしかありません。そこから真っ赤をどこまで黒に持っていけるかです。
でも多分、このパターンで黒になれる元憧れ赤は、真っ赤がいなくても問題なく生きていけると思います。一番最強だと思うので、このパターンはシングルスでもいいかもしれません。
シングルマザーで起業した成功者みたいな人って、このパターンの人が一定数いるのかも。これは根拠とかなくて勝手なイメージですが。
妻への感謝|30年かけて恩返しします
私は妻にとても感謝しています。何も言わず、ずっと耐えてくれていました。逆の立場なら絶対に我慢できなかった状況だと思います。
これからは今までの分を返すのと、それ以上の余裕を渡したいと思います。
……30年待ってください。
まとめ|家族での資産形成は夫婦の協力が不可欠
家族での資産形成は一人では完結しません。夫婦がそれぞれの役割を理解し、同じ方向を向いて取り組むことで初めて成功します。
私のように浪費していた人でも、意識を変えて行動すれば半年で黒字化は可能です。まずは家計簿をつけるところから始めてみてください。
そして何より、パートナーとお金について話し合う時間を作ることが大切です。
お金について話せるようになってから夫婦喧嘩も無くなりました。
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