「忙しくてお金が貯められない」「時間がないから副業なんて無理」
こう思っていませんか?
私も以前はそうでした。一人暮らしの時、仕事で疲れて帰ってきて、休日はゲームで現実逃避。自炊や部屋の掃除も、「忙しいから」という言葉で全部先送りにしていました。
でも、ある日気づいたんです。本当に時間がないんじゃなくて、「忙しい」を言い訳にしてやらない選択をしてるだけだって。・・・気付いたのって16年後だったんですけどね
この記事では、年収420万円・貯金ゼロだった私が、「貧乏暇なし」の本当の原因と脱出法を実体験ベースでお伝えします。結論から言うと、貧乏暇なしの原因は時間不足ではありません。時間の使い方が下手で、自分の労働価値を安売りしているからです。
貧乏暇なしの本当の原因は「忙しさ」じゃない
私も「時間がない」を言い訳にしていた過去
一人暮らしをしてた20代の頃の私は典型的な「忙しい」人間でした。
当時は介護施設で勤務しており夜勤ありのシフト制でした。
仕事が終わって帰宅すると、疲れたからとソファに倒れ込んでスマホゲーム。部屋は散らかり放題で、掃除をする気力もない。スーパーで安いものを探して買い物する時間すら「面倒」で、コンビニで割高なパスタやラーメンを買う日々。
「仕事で忙しいから仕方ない」 「ゲームくらいさせてくれよ」
そう思っていました。でも本当にそうでしょうか?
実は時間があってもやらない現実
ある日、インフルエンザで1週間会社を休んだことがあります。熱が下がって体調が回復した後の3日間、私は何をしたと思いますか?
溜まっていた掃除?資格の勉強?転職活動?
いいえ。ゲームを48時間ぶっ通しでやってました。
この時、まだ気づいてませんでした。「時間があればやる」は大嘘だと。時間ができても、結局ラクで楽しいことに使ってしまう。つまり、「時間がないからできない」んじゃなくて、「やりたくないからやらない」だけなんです。
当時は22歳でこの事に気付けたのは33歳になった時です、遅く遠回りでしたが、人生を変える第一歩になりました。
貧乏暇なしになる人の2つの致命的パターン
私の経験から、貧乏暇なしになる人には2つの典型的なパターンがあります。
パターン①「忙しい」を言い訳にするマインド
「お金があればNISAで投資するのに」 「時間があれば副業するのに」 「余裕があれば勉強するのに」
こういう人、周りにいませんか?もしくは、あなた自身がそうではありませんか?
私はずっとこのタイプでした。ないものを理由に行動しない。心の奥底で「自分には無理」というブレーキをかけていたんです。
具体的に何をサボっていたかというと
掃除: 休みの日になっても「疲れてるから」と放置。部屋は物で溢れ、必要なものが見つからず、同じものを買い直す無駄遣い。
スーパーでの買い物: 「仕事帰りに寄るのが面倒」でコンビニへ。1回200円の差でも、週5日なら月4,000円、年間48,000円の損失。
固定費の見直し: 「手続きが面倒」で放置。家賃交渉や引っ越しをすれば節約できたのにしませんでした。部屋も散らかってるのでそもそも引っ越しが選択肢にありませんでした。
これ、全部「忙しい」が原因じゃないんです。面倒くさいからやらないだけです。
パターン②自分の時間を安売りする社畜労働
もう1つのパターンが、自分の労働価値を軽視している状態です。
あなたは毎日サービス残業していませんか?休日に会社へ行って、タイムカードを押さずに仕事していませんか?
私は介護職時代、まさにこれでした。
「利用者さんのために」 「職場のみんなのために」 「自分が頑張れば施設が良くなる」
そう信じて、毎日1時間のサービス残業と、月2回の休日出勤を続けていました。周りからは「頼りになる」「優しい」と感謝されて、それがやりがいになっていたんです。
でも、冷静に計算してみてください。
【実録】サービス残業で失った43万円と健康
月36時間のサービス残業=年間43万円の損失
私のサービス労働を数値化すると、こうなります
平日のサービス残業
- 毎日1時間×20日=月20時間
休日のサービス出勤
- 月2回、半日(4時間)=月8時間
合計: 月28時間のサービス労働
これを時給1,000円(最低賃金以下レベル)で計算する
- 月28,000円
- 年間336,000円
実際、私の当時の時給は1,200円くらいだったので、年間40万円以上をタダ働きで失っていた計算になります。
この40万円があれば何ができたでしょうか?
- 転職活動するために2か月分の生活費
- 将来の為の貯蓄
- 緊急時の貯金
- 当時欲しかったパソコンやスマホの購入
全部できたはずです。でも私は、それを「やりがい」という名目で会社に献上していました。
サッカーに例えると分かる「勤務時間外の成果」の無意味さ
ここで、分かりやすい例え話をします。
サッカーの試合を想像してください。試合時間は90分。この90分の間にゴールを決めれば点数が入りますよね?
では、試合終了後に練習でゴールを決めたら点数になりますか?
なりませんよね。当たり前です。
これを仕事に置き換えてみましょう。
- 試合時間(勤務時間): 8時間
- ゴール(成果): 業務の完了
- 試合終了後(勤務時間外): サービス残業
勤務時間内に成果を出せば、それは評価されます。給料に反映されます。でも、勤務時間外で頑張っても、それは「試合終了後のゴール」と同じで、カウントされないんです。
「こんなに頑張ってるのに評価されない」 「給料が上がらない」
そう不満を持つのは、試合終了後にゴールを決めて「なんで点数にならないんだ!」と怒っているのと同じです。おかしいと思いませんか?
私が躁鬱になるまで気づかなかったこと
私はこのサッカー理論に気づかず、8年間サービス労働を続けました。
最初はミスが多かった1年目でそれをカバーしたくて頑張りました。怒られたくない。そこから感謝されることが増えるようになって、嬉しかったんです。「ありがとう」「助かる」「あなたがいないと困る」そう言われると、自分が必要とされている実感があって、それだけで報われた気がしていました。
ある日母に様子がおかしいといわれ精神科で受診となりました。診断結果は躁鬱
躁鬱というのは感情のコントロールが馬鹿になる状態です。「躁」の時は自分が万能の神にでもなったかのような全能感があり、無限に仕事もなんでもできます。「鬱」のときにその反動を受けます。何もできません。
介護時代の流れは
1年目: 怒られたくない・感謝される喜び
2年目: 当たり前になり、感謝の言葉が減る
3年目: 「あれもお願い」「これもお願い」と仕事が増える
4年目: 「なんで自分ばっかり」という不満
5年目: 体調不良、不眠、感情のコントロール喪失
7年目:躁鬱発症
8年目:退職
結局、私は休職もせず、俺は病んでない。そう思い込んで仕事を続けて、限界が来て、退職しました。あの8年間で得たものは何だったのか。失ったものの方がはるかに大きかったです。
失ったもの:
- 健康
- 約200万円の無償労働(年40万×5年)
- 若かった頃の時間
- 自己投資の機会
得たもの:
- 一時的な感謝の言葉
- 便利屋としての評価
- 「頑張った」という自己満足
- 社畜魂
まったく割に合いません。
貧乏暇なしから脱出する3つの具体的ステップ
では、どうすれば貧乏暇なしから抜け出せるのか。私が実践して効果があった3つのステップを紹介します。
ステップ①「忙しい」という言葉を30日間封印する
まず最初にやることは、「忙しい」という言葉を使わないことです。
これは簡単そうで、めちゃくちゃ難しいです。でも効果は絶大でした。
具体的な方法
- スマホのラインで「忙しいカウンター」の個別グループを作る
※そもそも忙しいを理由にしてやらなさそうではある - 「忙しい」と言いそうになったら、代わりに「時間を作る」と言い換える
- 1日の終わりに、何回「忙しい」と言いそうになったかカウント
- 30日間続ける
私の場合、最初の1週間は1日10回以上カウントしていました。それだけ口癖になっていたんです。
でも、3週間目くらいから変化が起きました。「どうすれば時間を作れるか」を自然と考えるようになったんです。
例:
- 「忙しくて家計簿の記録ができない」→「お金を使ったらその時にスマホで入力する」
- 「忙しくてメルカリで出品できない」→「週末にまとめて出品をする」
- 「忙しくて副業できない」→「通勤時間にスマホで勉強する」
言葉を変えると、思考が変わります。思考が変わると、行動が変わります。
ステップ②自分の時給を可視化する
次にやるべきことは、自分の時給を正確に計算することです。
多くの人は、自分の時給を知りません。月給や年収は知っていても、1時間あたりいくら稼いでいるか把握していないんです。
時給の計算方法
時給 = 月給 ÷ (1日の労働時間 × 出勤日数)
例えば、介護時代の私の場合
- 月給: 28万円
- 1日の労働時間: 10時間(休憩1時間含む実働8時間+サービス残業2時間)
- 出勤日数: 22日
計算すると
28万円 ÷ (10時間 × 22日) = 1,272円
でも、これはサービス残業を含んだ計算です。
本来支払われるべき時給で計算すると:
28万円 ÷ (8時間 × 22日) = 1,591円
つまり、サービス残業のせいで、実質時給が318円も下がっていたんです。
これを可視化すると、「タダ働きしてる場合じゃない」と気づけます。
実践方法
- Excelやスプレッドシートで時給計算表を作る
- サービス残業を含めた時給と、本来の時給を並べて表示
- 月ごとに更新して、どれだけ損しているか見える化
これに気付いたのもつい最近で転職後だったので、もっと早くにこれを使っていたら早めの行動が出来たと思います。
ステップ③やらない選択肢を頭から消す習慣
最後のステップは、「やらない」という選択肢を最初から持たないことです。
これは「5秒ルール」という心理学のテクニックを応用します。
5秒ルールとは:
何かをやるべきか迷った時、5秒以内に行動を起こす。5秒経つと脳が言い訳を考え始めるので、その前に動く。
具体的な実践方法:
- やるべきことが頭に浮かんだら、5カウントする
- 「5、4、3、2、1、やる!」と声に出す
- 考える前に体を動かす
例えば
掃除
- ×「今日は疲れてるから明日やろう」
- ○「5、4、3、2、1、やる!(掃除機を手に取る)」
固定費の見直し
- ×「手続き面倒だから今度でいいや」
- ○「5、4、3、2、1、やる!(スマホで格安SIM会社のサイトを開く)」
副業の勉強
- ×「今日は疲れたからゲームしよう」
- ○「5、4、3、2、1、やる!(Udemyの講座を開く)」
最初はぎこちないですが、2週間続けると習慣化します。
因みに私は5秒は長いと感じるので2秒でやってます。
こちらが私が実践したものの一部です。
- スマホを格安SIMに変更(月5,000円削減)
- 不要なサブスクを解約(月5,000円削減)
- 面倒事全般
合計で月10,00円、年間120,000円の固定費削減に成功しました。
時間が増えたら何から始めるべきか
「忙しい」を封印して、時間を作れるようになった。次は何をすればいいのか?
優先順位をつけて、効果の高いものから取り組みましょう。
固定費の見直し(月1万円削減の実例)
まず最優先は固定費の削減です。なぜなら、一度やれば効果が永続するから。
私が実際に削減した項目:
スマホ代: 大手キャリア8,000円 → 格安SIM3,000円(月5,000円削減)
保険: 不要な医療保険解約(月3,000円削減)
サブスク: 使ってない動画配信サービス、ゲームのサブスク(月5,000円削減)
合計: 月13,000円、年間156,000円の削減
これを達成するのにかかった時間は、合計で約3時間です。
詳しい手順は別記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。 → スマホで完結!固定費見直しで年15万円貯金した実体験
副業の準備(スキマ時間活用法)
次にやるべきは、副業の準備です。
「副業なんて時間かかるでしょ?」と思うかもしれませんが、準備段階ならスキマ時間でできます。
通勤時間(往復40分)でできること
- youtubeで副業は何があるのかの勉強
- youtubeでブログの勉強
- youtubeで資格の勉強
昼休み(30分)でできること:
- ブログに書くネタのメモ
- 他の人のブログを見る
- 自分のブログの分析
私は通勤時間と昼休みの合計70分を副業準備に充てます。
自己投資(無料でできる勉強法)
最後は自己投資です。
「お金がないから勉強できない」は言い訳です。今の時代、無料で学べる環境が整っています。
無料で学べるリソース:
- YouTube: ビジネス系YouTuberの動画(中田敦彦、両学長など)
- Podcast: 通勤中に聞き流しで勉強
- 図書館: ビジネス書や自己啓発本が無料で読める
私は毎朝30分早く起きて、YouTubeでお金の勉強をしました。3ヶ月で以下の知識が身につきました:
- NISAとiDeCoの基礎知識
- 家計管理の方法
- 投資信託の選び方
- 副業の始め方
この知識があったから、貯金ゼロから1年で100万円を貯められる目途が立てました。
まとめ:貧乏暇なしは脱出できる
長くなりましたが、まとめます。
貧乏暇なしの本当の原因
- 「忙しい」を言い訳にして行動しない
- 自分の時間と労働価値を安売りしている
脱出する3つのステップ
- 「忙しい」という言葉を30日間封印する
- 自分の時給を可視化する
- やらない選択肢を頭から消す(5秒ルール)
時間ができたらやるべきこと
- 固定費の見直し(月1万円削減目標)
- 副業の準備(スキマ時間活用)
- 自己投資(無料リソース活用)
私は34歳、年収420万円、貯金ゼロの状態から、この方法で人生を変えました。あなたにもできます。
今日から始めること
- スマホのラインに「忙しいカウンター」を作る
- 自分の時給を計算してみる
- 固定費の中で削減できそうなものを1つ探す
たったこれだけです。5分もあればできます。
「また今度やろう」と思った瞬間、あなたは元の貧乏暇なし人生に戻ります。
5、4、3、2、1、やる!
またやろうは馬鹿野郎です。
時間を取り戻しましょう!
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